Lightweight Khabib Nurmagomedov vs. Conor McGregor
すっかり格闘セレブ化してしまったマッグレガだが、相手の出鼻に反応して出る左のカウンタは剃刀のようだ。ヌルマゴメドフは打ち合いでは勝ち目はなく、当然組みに来るだろう。組んでからの畳みかけの速さはネイト・ディアズなんてもんじゃない。組みのある総合格闘の醍醐味をぞんぶんにみせてもらいたい。
ヌルマゴメドフは必ずしも打撃防御を丁寧にするタイプではなく、かなりもらう方だ。どれだけパンチをもらわずにマッグレガを捕まえることができるかが勝負なんだろう。どちらもカーディオがさして強いわけでもないが、試合が長引けばヌルマゴメドフが有利なのではないか。
ヌルマゴメドフによる絞め技一本勝ちを予想。
Lightweight Tony Ferguson vs. Anthony Pettis
ペティスの打撃の斬れ味だが、頑丈なファーガソンにどこまで通用するかとなると疑問符ふたつぐらいつく。つかまったときに非力さが露呈するのではないか。
ファーガソンによるTKO予想。
Light Heavyweight Ovince Saint Preux vs. Dominick Reyes
ヘイスはサウスポで左の重いストレートが真っすぐ出る印象。モーションの小さい打撃に体重がよく載っていて強烈。上背で聖闘士プルーを少し上回る。
聖闘士プルーは弱気になると別人のように弱くなることがある。これはライズが圧倒するのではないか。
ヘイス予想 by TKO。
Heavyweight Derrick Lewis vs. Alexander Volkov
泣くと急につよくなるガキみたいなルイスとはちがい、ヴォルコフは本格派である。強振しかできないルイスとは違い、細かいパンチをヴォリュームで出せる。ヴォルコフだろう。
ヴォルコフ by TKO。
Women's Strawweight Michelle Waterson vs. Felice Herrig
テレサテン似のマスターヤイヤイこと、かわいいかわいいミシェルの登場であるが、彼女の攻めはケンカ殺法で、がむしゃらだけど、さほど強くもない。一方、コワルケビッチとワレメくらべあいや割れた判定試合をしたヘーリグは基本に忠実な手堅い攻めをみせる。これはヘーリグだろう。
ヘーリグの判定勝ち予想。
Flyweight Sergio Pettis vs. Jussier Formiga
ウルカに対して引き出しの多さをみせつけたが、なかなか上位に勝てないフライ級の門番長四天王的フォルミガであったが、ここでもサラブレットのペティスが打撃で大きく上回るのではないか。
判定でペティス弟予想。