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2012年10月12日金曜日

UFC 153: Silva vs. Bonnar 部分予想

Anderson Silva vs Stephan Bonnar
 達人アンデウソン・シウバと,さほどに切れ味の感じられないステファン・ボナーの一戦。ボナーがどれだけ食らいついて頑張れるかがみどころか。映画 『ロッキー』 では主人公がチャンピオンのアポロ・クリードに対して予想外の大善戦をすることでドラマになったが,この試合が面白いかどうかは,格闘技術の応酬というより男の根性みたいなものになるだろう。いずれにしてもアンデウソンが勝つことには間違いない。
 ボナーは必ず組んでこようとするであろう。 その出鼻にアンデウソンの膝が当たって試合終了とかね。

Antônio Rodrigo Nogueira vs Dave Herman
 デイヴ・ハーマンにはパンチがあるが,ノゲイラのボクシングも決して悪くない。勝負勘においてはるかに分があるビッグ・ノグが見事に復帰戦を勝利するのではないかと期待。

Glover Teixeira vs Fabio Maldonado
 日本でもよく試合をしていたテシーラは32歳で20戦18勝,11KO。タフで打たれ強く,どんどん前に出て相打ちをねらってヘビー級のようなパンチを叩き込んでくる選手。
 一方のマルドナドもとてもKO率の高い選手で,この試合は壮絶な打ち合いになるであろう。
 勝負カンがよく防御の安定したテシーラが勝つだろう。
 テシーラは今後が面白そうな選手であるし,こういう頑丈げでタフな選手が Jon Jones と対峙したときどうなるのか,など興味深い。

Jon Fitch vs Erick Silva
 エリック・シウバが強豪ジョン・フィッチに挑戦する構図だが,柔術柔道ともに黒帯のシウバの方がはるかに面白い試合をするので,格闘ファンとしてはここはシウバに勝ってほしい。

Phil Davis vs Wagner Prado
 前回,指が目に入って無効試合となったが,その再戦である。
 24歳のプラドは今のところ無敗。打撃力が高く,勝ち星のほとんどがノックアウトであり,今後とても期待のもてる選手。ショーグンとリョートを足したかのような風貌をしているが,その強さもホンモノだろう。
  一方のデイビスは,豊かな四肢と筋力に恵まれているわりには,打撃に切れ味がまったくない選手で,精彩を欠いたような試合が多い。私はこの選手は嫌いである。
 若くあばれはっちゃく的なプラドにぜひ勝ってもらいたいし, きっと勝つであろう。


2012年10月9日火曜日

亀田興毅 vs. Hugo Ruiz 予想

 亀田選手も決して弱い選手でないと思うし,頑張ってほしいところであるが,こんどのルイスは半端なくつよい相手。
 はやくタイミングのいいジャブが特徴的なアウトボクシングの選手かとおもえば,相打ちにも出てくる。接近戦では足とめておもいきり左を振ってくる。
 亀田もタフな選手だけど今回は相手が悪いかも。判定に持ち込めば勝機アリだが,ともすればKO負け濃厚じゃないかな。がんばれ興毅。

2012年10月5日金曜日

UFC on FX: Browne vs. Bigfoot

October 5, 2012 at the Target Center in Minneapolis, Minnesota.

Heavyweight: Travis Browne vs. Antonio Silva 
<前予想> するどい打撃と驚くべき跳躍力をもったトラヴィス・ブラウンが打撃を当てて勝つであろう。

 アントニオだけど馬場さんのシウバ,別名,生きたモアイ,今日はいつになく気合が入りまくってる。私のブラウン予想は変わらずだけど,これは好試合になりそうな気配。
 ブラウンはいつもどおりリラックスしたかんじ。
 
 ブラウンは序盤から右のオープンブローが目立つ。とび蹴りなども。派手なうごきのブラウンに対して,馬場さんは慎重。正面から小さく小さく真直ぐをあわせてくる。これはわからんぞ。馬場さんガードも高く実に慎重。
 ビッグフット,実にいいかんじである。
 一方,ブラウン,うごきが変である。明らかに左ひざを痛めている。いつ傷めたのか?

 膝を痛めているブラウンは片足一本で,とても闘える状況でなかった。
 ビッグフットの大きな右をもらい撃沈。私の予想はまたハズレ。
 今日の私の予想は,ことごとく外れた。


Welterweight: Jake Ellenberger vs. Jay Hieron
<前予想>  元海兵隊エレンバーガーの打撃にヒエロンがつかまってしまうか,あるいは誤魔化しきるかが勝負だろう。 しかし,いかんせんヒエロンはもう36歳,絶頂期のエレンバーガーに敵うとはおもえない。エレンバーガーの打撃が突破口になり勝つと予想。

 エレンバーガーのフットワークが距離のとり方が実にいい。距離をつめたときの相手の反応をじっくり観察している。プレッシャーに対して相手が下がるとみるやたたみかける様に攻めたてる。1Rはエレンバーガー。
 2R,ヒエロンのフェイント後の左がよく当たってる。しかしエレンバーガーが逆にフェイントで相手を誘い,タイミングよくテイクダウン。うまい。ハイレベルな試合である。
 3Rは静かに始まる。ヒエロンは前蹴りで距離をとり,まともに勝負をつけようとしない。結果的につまらない試合になった。
 エレンバーガーのノックアウトを期待したが,予想はハズレ,判定勝ち。

 エレンバーガーよ,上手いのはわかったけど君の持ち味は爆発力なのだから,それを前面に出していかないと観客に飽きられるぞ。


Flyweight: John Dodson vs. Jussier Formiga
 <前予想> 並外れた身体能力でいつもニコニコの28歳サウスポーのドドソンと,技巧派の27歳フォルミーガはとても興味深い一戦。私はフォルミーガが慎重に試合を進め判定勝ちと予想。
  
 期待通りレベルの高い試合。サウスポーのドドソンが時計回りにうごいて始まる。ドドソンがボディーによく伸びるパンチを当てている。ファルミーガは前後にうごきつつよく観ている。1R判定は難しい。
 2R,ファルミーガが前後ステップを交えつつも積極的に時計周りに動くようになる。ドドソンの出鼻に合わせた右のタイミングはかなり合ってきている。
 ファルミーガの離で試合が進むかと思いきや,ドドソンの左が当たった。ファルミーゴ倒れるも落ち着いて対処。しかし,ドドソンの左がまた顔面をかすめたところでファルミーゴが足をもつらせ転倒,さっきの左が効いていたのか,あるいは左のボディーが効いたのか。ドドソンが背後からパウンドでたたみかけ見事にTKO勝ち。私の予想は大ハズレ。
 すごいなマジシャン・ドドソン, その場でおもむろに宙返り。


Welterweight: Justin Edwards vs. Josh Neer
 29歳どうしの対決。ニアは33戦のベテランだが,エドワーズがよじ登りしがみつくようなギロチンで崩し,秒殺。


 ロンダ・ラウジー様が観客席に。満面の笑顔で,あいかわらずかわいらしい。 
 チェール・ソネンとジョセフ・ベナヴィデズがゲスト解説で放送席に来ていた。 


Lightweight: Jeremy Stephens vs. Yves Edwards
 ダナ・ホワイト氏はスティーブンスは今夜闘うと言い張っているが,どうなるのか。 


Lightweight: Michael Johnson vs. Danny Castillo 
 26歳マイケル・ジョンソンと33歳ダニー・カスティロ。 若いサウスポーのマイケル・ジョンソンに期待したがとても脆いアゴをしており,足腰にもねばりが無い。せっかくの長い四肢をもてあましてる感じさえする。一方のカスティロもフィニッシュすべきところでフィニッシュすることの出来ない詰めの甘い選手。両者ともに試合運びがパッとせず,その実力は戦績が物語っている。オクタゴンはスパーリングの場所ではない。
 2Rはじめ,カスティロがローキックを放った直後にマイケル・ジョンションの左が当たり(あえてカウンターとはいわない),それでカスティロは熟睡してしまう。全くしょうもない試合とはこのことである。
 両者とも上位は望めそうもない。 


Welterweight: Aaron Simpson vs. Mike Pierce
 アンコ体型の32歳のピアスと,スジばった38歳シンプソンの対戦。
 初回アロン・シンプソンの右とアッパー,膝がよく当たり,強引なスラムなどあってピアスは危うかったが,2Rが始まってまもなく相打ち気味に交錯した折,ピアスの右がシンプソンのアゴの正面先端ををとらえた。逆転KOでピアスの勝利であった。

2012年10月4日木曜日

部分的予想: UFC on FX: Browne vs. Bigfoot

Heavyweight: Travis Browne vs. Antonio Silva
 ヒョードルを倒したことで大きく株を上げたブラジルの馬場さんだが,するどい打撃をもったトラヴィス・ブラウンが勝つであろう。
 トラヴィス・ブラウンは30歳のハワイアン。2メートルを超える長身ながら爆発力があり,まさに破壊王。あの長身のステファン・ストルーヴをスーパーマン・パンチ一発で倒している。上位に確実に登ってくるであろう選手だ。

Welterweight: Jake Ellenberger vs. Jay Hieron
  ヒエロンがエレンバーガーの打撃につかまるか,誤魔化しきるかが勝負だろう。
 エレンバーガーは強力な一発もあり回転力もある,KO率63%の打撃の選手。まだ27歳ながら27勝6敗という実績もなかなかすごい。ヒエロンとは2006年に一度対戦しているが,そのときはヒエロンが判定で勝っている。今回はエレンバーガーが勝つであろう。

Flyweight: John Dodson vs. Jussier Formiga
 並外れた身体能力をもつドドソンだが,技巧派のフォルミーガも小刻みに速い選手。興味深い一戦。
 フォルミーガが慎重に試合を進めて判定で勝つだろうと思う。