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ツィッタ―始めました。
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2013年4月27日土曜日

UFC 159: Jones vs. Sonnen 予想

Light Heavyweight Jon Jones vs. Chael Sonnen
 チェールは重量を増やすために筋肉をつけてくるであろうから,スタミナは期待できない。
 ジョン・ジョーンズは万全だろう。
 チェールはこの試合で引退するのではないかな。大怪我などせず無事に試合終了になることを祈る。


Middleweight Michael Bisping vs. Alan Belcher
 ミドル級の上位の対決。
 両者ともに決定的なつよさをもっているわけではないが,ともに中堅的実力派である。
 ベルチャーは秋山に敗れ,岡見にも敗れてる。
 一方,ビスピンは秋山に問題なく勝っている。
 単純計算すれば,ビスピンの方が実力は上のようでもある。 

 両者ともに手堅い戦い方をするであろうし,おそらく判定になるだろう

 ベルチャーがどれだけくらいつけるか期待したい。

 
Heavyweight Roy Nelson vs. Cheick Kongo
 今回の興行の娯楽になるのがこのヘビー級の一戦。
 純粋にぶん殴り合いを楽しもう。





2013年4月26日金曜日

UFC on Fox 7

Lightweight Benson Henderson vs. Gilbert Melendez
 ベンドーが圧倒するかと思っていたが,競った内容で,私の目にはメレンデスの方が良かったように見えた。この試合でベンドーの弱点がかなり露呈された観があった。
 少なくともメレンデズのパンチの一発一発にはこちらをハラハラさせる殺気がこもっており,明らかに彼の方が優位だったように私には見えた。ベンドーの得意なローキックも序盤はあまり出せてなかったが,おそらくメレンデズがベンドーの蹴りのタイミングを入念に研究してきたようで,蹴りにあわせたカウンターを狙ったり,足をとったりして,ベンドーの蹴りを封じてしまっていた。初回は確実にメレンデズのラウンドであった。 
 ただ,ベンドーもジャブのような小さな肘をうまく入れたり,ローキック,テイクダウンの数など,ポイント的にはベンドーの方が後半盛り返した感じであった。 しかしベンドーのあの変な小さな肘撃ちは,やめた方がよかったのではないかと思った。あの肘を練習したせいで,この試合内容がいまひとつだったのではないか,とさえ感じた。



Heavyweight Frank Mir vs. Daniel Cormier
 コーミエが問題なく勝つだろうと思っていたが,こんな鈍重な相手に手こずるとは思ってもいなかった。ミアに勝ったことでコーミエの実力が証明された,と考える方も多いかもしれないが,私はむしろかなりネガティブにこの試合を眺めてしまった。明らかに練習不足のミア相手にあんなダレたしているようでは,軽快なライト・ヘビー級の上位と闘って勝てるとは思えない。
 ミアもコーミエも黄昏期だな,という印象であった。 

Lightweight Nate Diaz vs. Josh Thomson
 いくら判定の多い選手であっても,格闘の上位選手ともなれば,打撃がまともにあたればノックアウトできる威力は十分にもっているものだ。 トムソンはまともに打ちあってこないだろうという目算だったのか,ネイトはガードをわざと下げたままぐいぐい前に出た。それが逆に返り討ちにあった感じであった。
 トムソンの右の上段まわし蹴りが,ネイトの前頭部にまともに入り,よろめいたところにトムソンはたたみかけ,一気に決めた。快勝であった。
 ネイトは,頭部にかなりのダメージを負ったであろう。いくら彼がタフとはいえ,ああいう打撃のもらい方をしてしまっては脳におよぼす影響は多大であり,実力は急降下していくだろう。ともすればできるだけ早く引退した方がよいかもしれない。


Welterweight Matt Brown vs. Jordan Mein
 上品げなブラウンに対し,ミエンのケンカ・ファイトが圧倒するだろうと思っていたが,むしろ逆だった。
 マット・ブラウンがこんな荒くれファイターだったとはしらなんだ。
 ミエンも序盤に肝臓にいいパンチを当て優位に立ったかと思われたが,むしろ逆にブラウンの荒くれファイトに火をつけてしまった感じであった。
 ブラウンによるTKO。


Featherweight Chad Mendes vs. Darren Elkins


 右のクロスが当たればエルキンスだが,まずメンデズ有利と予想。
 蓋を開けてみれば,メンデズの右のクロスがエルキンスのテンプルをとらえ,勝負がついた。
 つよい,メンデズ。


Middleweight Francis Carmont vs. Lorenz Larkin

 ラーキンは打撃主体かと思いきや相撲も強くバランスもいいことがよくわかった。隙があればどこからでもクリエイティブに打撃を狙ってくるあたりケンカもつよい良い選手だ。
 私はラーキンが明らかに勝ったと思ったが,カーモンが勝ったそうな。


Lightweight Ramsey Nijem vs. Myles Jury 
 ニジェムは若い選手らしく荒削りで豪快な打撃をおもいきって放ってくる,なかなか見ていて面白い選手。一方のジュリーは目下全勝中。この試合も面白そうであり,注目してみたい。


Flyweight Joseph Benavidez vs. Darren Uyenoyama
 終始前へ前へと出るベナヴィデスが好印象であるのに対し,ウエノヤマの逃げ方,避け方など,後ろ向きになったりであまり印象がよろしくない。
 ベナヴィデスは短い足ながら意外と上段へのまわし蹴りをよく出す選手で,今日も一発ウエノヤマの延髄に当てていた。
 最後は左の中段まわし蹴りと,左のボディーブローを連続して肝臓に入れてノックアウト。
 とてもいい勝ち方であった。
 
Lightweight Anthony Njokuani vs. Roger Bowling
 前座の前座,ナイジェリアのンジョクワニによる一発ノックアウトであった。
 往年の渡辺二郎選手がよく見せたみたいな芸術的な小さなフックのカウンターだった。総合格闘もこういう高いレベルに達したのだね。

2013年4月19日金曜日

UFC on Fox 7 予想

Lightweight Benson Henderson vs. Gilbert Melendez
 注目のこの試合,私はベンドーが丁寧に闘ってメレンデスを圧倒すると思う。
 メレンデスの踏み込んだつよい右のパンチは脅威だが,上体の柔らかいベンドーには簡単に踏み込ませてもらえないだろう。またベンドーの下半身の安定感と比べると,メレンデスは足がドタドタして攻めも雑なところがある。何よりあのガガンボみたいな細い足をベンドーは当然狙ってくるだろうし,メレンデズは下半身を攻められるとわりと簡単にバランスを崩しやすそうでもある。

 というわけで3-0判定でベンソン・ヘンダーソン。
 かわいいお母さんがまた喜ぶ顔が見れるだろう。


Heavyweight Frank Mir vs. Daniel Cormier
 問題なくダニエル・コーミエが勝つだろうと思う。コーミエの全米レスリング六連覇という実績はすごい。レスリングみたいな競争の激しい種目において超一流の才能で,しかもパンチのある選手てのは,強い。
  
 ミアはパンチがあまり見えない選手であり,ともすればコーミエの一発が当たってKOじゃないかな。
 でもおそらく判定でコーミエ。
  

Lightweight Nate Diaz vs. Josh Thomson
 ディアズ兄弟ならではの相打ちを狙っていきたいネイトだろうけど,トムソンはいなし上手。
 しょっぱい判定になるのは確定的。
 
 私としてはカリフォルニアの辰吉ディアズ弟に勝ってほしいところだけど,判定でトムソンか


Welterweight Matt Brown vs. Jordan Mein
 これは面白そうな試合。
 弱冠23歳にして既に三十戦を超える戦歴をもつミエンは,かわいい顔をしてなかなかのケンカ上手である。
 ベテランのブラウンは,前の試合ではなかなかソリッドな斬れのいいワンツーをタイミングよく入れてノックアウトしていた。
 
 ここは若いミエンを応援したい。



Featherweight Chad Mendes vs. Darren Elkins
 これも面白い対戦。
 両者レスリング出身で,ハードパンチャーである。
 どっちが勝つにしても,パンチによるノックアウトだろう。
 
 戦績的にはメンデズかと思うが,右のクロスが当たればエルキンスだろう


Middleweight Francis Carmont vs. Lorenz Larkin
 ストライクフォースで無敗できたラーキンに注目してみたい。
 パリのカーモントも良い選手であり,これは好試合になるだろう。


Lightweight Ramsey Nijem vs. Myles Jury 
 ニジェムは若い選手らしく荒削りで豪快な打撃をおもいきって放ってくる,なかなか見ていて面白い選手。一方のジュリーは目下全勝中。
 この試合も面白そうであり,ぜひ注目してみたい。


Flyweight Joseph Benavidez vs. Darren Uyenoyama
 上体を直立させ終始脇をしめて基本に忠実な印象のベナヴィデズと,わりと曲者なウエノヤマ。
  ベナヴィデズが格闘の教科書のような戦いをして,判定で勝つのではないかな。

 
 

2013年4月6日土曜日

UFC on Fuel TV: Mousasi vs. Latifi 予想

 それにしても,この興行はパッとした選手が出ないね。
 ガスタフソンが唯一の希望だったのに,出場できなくて実に残念である。

Light Heavyweight Gegard Mousasi vs. Ilir Latifi
 ガスタフソンの負傷により,急遽練習相手のラティフィが抜擢されたというもの。無名のラティフィにとってはこれは全世界に自分の試合が放映される願ってもない大きなチャンスであり,全力でかかってくるだろう。対するムサシもこれがUFC初参戦であるからして,そこらへんでモチベーションを高めていかないと,案外やられてしまうことも考えられる。
 が,まず間違いなくムサシが勝つのではないかと思う。


Lightweight Ross Pearson vs. Ryan Couture
 Randy Couture の息子の Ryan は既に30歳。父 Randy が19歳のときに生まれた子である。下がらずによく打ち合うタイプだが,これといって特筆するような強打をもっているわけでもない。
 打ち合いになれば強打者ピアソンが勝つのではなかろうか。
  

Heavyweight Matt Mitrione vs. Phil De Fries
 強打のミトリオーネと関節技のデフライズ。
 ミトリオーネはノックアウト・オブ・ザ・ナイトを狙っていくだろうし,デフライズはサブミッション・オブ・ザ・ナイトを狙っていくだろう。面白そうな試合。
 せっかくのヘビー級なのだから,せこい関節技などでなく,豪快なノックアウトが見たい。
 ミトリオーネの一発に期待したいところ。


Bantamweight Brad Pickett vs. Mike Easton
 ピケットはマイク・タイソンのように頭を振って踏み込んでくる選手だが,タイソンのような一発は持っていない。一方のイーストンは柔術とテコンドーの達人であり,下半身が安定しているが,これまた一発はない。
  試合としては,あんまり面白くなさそう。


Featherweight Diego Brandao vs. Pablo Garza
 ブラジルの柔術黒帯ブランダオと,アメリカの力石徹,『案山子』 ことパブロ・ガーザ。
 打撃戦になればガーザが得意の膝を当ててくるだろうし,寝技になればブランダオか。


Featherweight Akira Corassani vs. Robbie Peralta
 黒澤に似てるからアキラと名乗るコラサニは北極圏の人らしくアイヌとかイヌイットっぽい風貌をしている。 一方のペラルタは最初から思い切り振ってくる強打の選手。
 ここはペラルタが一発を当てて豪快にノックアウトを決めてほしいところ。