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2012年10月5日金曜日

UFC on FX: Browne vs. Bigfoot

October 5, 2012 at the Target Center in Minneapolis, Minnesota.

Heavyweight: Travis Browne vs. Antonio Silva 
<前予想> するどい打撃と驚くべき跳躍力をもったトラヴィス・ブラウンが打撃を当てて勝つであろう。

 アントニオだけど馬場さんのシウバ,別名,生きたモアイ,今日はいつになく気合が入りまくってる。私のブラウン予想は変わらずだけど,これは好試合になりそうな気配。
 ブラウンはいつもどおりリラックスしたかんじ。
 
 ブラウンは序盤から右のオープンブローが目立つ。とび蹴りなども。派手なうごきのブラウンに対して,馬場さんは慎重。正面から小さく小さく真直ぐをあわせてくる。これはわからんぞ。馬場さんガードも高く実に慎重。
 ビッグフット,実にいいかんじである。
 一方,ブラウン,うごきが変である。明らかに左ひざを痛めている。いつ傷めたのか?

 膝を痛めているブラウンは片足一本で,とても闘える状況でなかった。
 ビッグフットの大きな右をもらい撃沈。私の予想はまたハズレ。
 今日の私の予想は,ことごとく外れた。


Welterweight: Jake Ellenberger vs. Jay Hieron
<前予想>  元海兵隊エレンバーガーの打撃にヒエロンがつかまってしまうか,あるいは誤魔化しきるかが勝負だろう。 しかし,いかんせんヒエロンはもう36歳,絶頂期のエレンバーガーに敵うとはおもえない。エレンバーガーの打撃が突破口になり勝つと予想。

 エレンバーガーのフットワークが距離のとり方が実にいい。距離をつめたときの相手の反応をじっくり観察している。プレッシャーに対して相手が下がるとみるやたたみかける様に攻めたてる。1Rはエレンバーガー。
 2R,ヒエロンのフェイント後の左がよく当たってる。しかしエレンバーガーが逆にフェイントで相手を誘い,タイミングよくテイクダウン。うまい。ハイレベルな試合である。
 3Rは静かに始まる。ヒエロンは前蹴りで距離をとり,まともに勝負をつけようとしない。結果的につまらない試合になった。
 エレンバーガーのノックアウトを期待したが,予想はハズレ,判定勝ち。

 エレンバーガーよ,上手いのはわかったけど君の持ち味は爆発力なのだから,それを前面に出していかないと観客に飽きられるぞ。


Flyweight: John Dodson vs. Jussier Formiga
 <前予想> 並外れた身体能力でいつもニコニコの28歳サウスポーのドドソンと,技巧派の27歳フォルミーガはとても興味深い一戦。私はフォルミーガが慎重に試合を進め判定勝ちと予想。
  
 期待通りレベルの高い試合。サウスポーのドドソンが時計回りにうごいて始まる。ドドソンがボディーによく伸びるパンチを当てている。ファルミーガは前後にうごきつつよく観ている。1R判定は難しい。
 2R,ファルミーガが前後ステップを交えつつも積極的に時計周りに動くようになる。ドドソンの出鼻に合わせた右のタイミングはかなり合ってきている。
 ファルミーガの離で試合が進むかと思いきや,ドドソンの左が当たった。ファルミーゴ倒れるも落ち着いて対処。しかし,ドドソンの左がまた顔面をかすめたところでファルミーゴが足をもつらせ転倒,さっきの左が効いていたのか,あるいは左のボディーが効いたのか。ドドソンが背後からパウンドでたたみかけ見事にTKO勝ち。私の予想は大ハズレ。
 すごいなマジシャン・ドドソン, その場でおもむろに宙返り。


Welterweight: Justin Edwards vs. Josh Neer
 29歳どうしの対決。ニアは33戦のベテランだが,エドワーズがよじ登りしがみつくようなギロチンで崩し,秒殺。


 ロンダ・ラウジー様が観客席に。満面の笑顔で,あいかわらずかわいらしい。 
 チェール・ソネンとジョセフ・ベナヴィデズがゲスト解説で放送席に来ていた。 


Lightweight: Jeremy Stephens vs. Yves Edwards
 ダナ・ホワイト氏はスティーブンスは今夜闘うと言い張っているが,どうなるのか。 


Lightweight: Michael Johnson vs. Danny Castillo 
 26歳マイケル・ジョンソンと33歳ダニー・カスティロ。 若いサウスポーのマイケル・ジョンソンに期待したがとても脆いアゴをしており,足腰にもねばりが無い。せっかくの長い四肢をもてあましてる感じさえする。一方のカスティロもフィニッシュすべきところでフィニッシュすることの出来ない詰めの甘い選手。両者ともに試合運びがパッとせず,その実力は戦績が物語っている。オクタゴンはスパーリングの場所ではない。
 2Rはじめ,カスティロがローキックを放った直後にマイケル・ジョンションの左が当たり(あえてカウンターとはいわない),それでカスティロは熟睡してしまう。全くしょうもない試合とはこのことである。
 両者とも上位は望めそうもない。 


Welterweight: Aaron Simpson vs. Mike Pierce
 アンコ体型の32歳のピアスと,スジばった38歳シンプソンの対戦。
 初回アロン・シンプソンの右とアッパー,膝がよく当たり,強引なスラムなどあってピアスは危うかったが,2Rが始まってまもなく相打ち気味に交錯した折,ピアスの右がシンプソンのアゴの正面先端ををとらえた。逆転KOでピアスの勝利であった。

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