Welterweight Georges St-Pierre vs. Carlos Condit
何といっても待ちわびたGSPの復帰戦である。ファンのひいき心もあってか大方の予想はGSPとある。
しかし私はべつにヘソを曲げているわけでなく大真面目に,コンディットが勝つのではないかと思う。
全盛期のGSPならば明らかに有利だけど,現在のGSPには不明な点が多いし,不安要素を挙げればいくつもある。まず,左目の視力がどの程度回復しているのか。眼球内で出血したとかしないとか,くわしくは知らないのだが,飛蚊症のような症状が残ればそれはそれは大きなハンデだろう。膝を蹴られまいとして動きにも偏りが出るのではないか。脚力がどの程度回復しているのか。
今回ははあまりに不確定要素が多いのだ。
一方のコンディットはあのニック・ディアズを誤魔化しきった試合巧者であり,技巧派のキム・ドンヒュンを文句無しにノックアウトしている。
私はコンディット有利だと思う。
Welterweight Martin Kampmann vs. Johny Hendricks
これもたのしみな一戦。 上り調子の陽気なヒゲ男,ジョニー・ヘンドリックスが勝てば面白いのだが,ケンプマンも試合巧者である。わからない。
ヘンドリックスの左が当たればヘンドリックス,判定ならケンプマンか。
Middleweight Nick Ring vs. Constantinos "Costa" Philippou
両選手ともに福田力選手に判定で勝っている。かなり怪しい判定だったニック・リングに対し,フィリポーは福田力に対して明確に力の差を見せて判定勝ちしている。
福田力を基準に比較すればフィリポー有利かもしれない。
ニック・リングは,私の第二の故郷カルガリー出身であり,私は個人的に応援している。 ただし彼はパンチ力に欠けるのとガラスのアゴである点からすると,やはりフィリポー有利か。
0 件のコメント:
コメントを投稿