それにしても,この興行はパッとした選手が出ないね。
ガスタフソンが唯一の希望だったのに,出場できなくて実に残念である。
Light Heavyweight Gegard Mousasi vs. Ilir Latifi
ガスタフソンの負傷により,急遽練習相手のラティフィが抜擢されたというもの。無名のラティフィにとってはこれは全世界に自分の試合が放映される願ってもない大きなチャンスであり,全力でかかってくるだろう。対するムサシもこれがUFC初参戦であるからして,そこらへんでモチベーションを高めていかないと,案外やられてしまうことも考えられる。
が,まず間違いなくムサシが勝つのではないかと思う。
Lightweight Ross Pearson vs. Ryan Couture
Randy Couture の息子の Ryan は既に30歳。父 Randy が19歳のときに生まれた子である。下がらずによく打ち合うタイプだが,これといって特筆するような強打をもっているわけでもない。
打ち合いになれば強打者ピアソンが勝つのではなかろうか。
Heavyweight Matt Mitrione vs. Phil De Fries
強打のミトリオーネと関節技のデフライズ。
ミトリオーネはノックアウト・オブ・ザ・ナイトを狙っていくだろうし,デフライズはサブミッション・オブ・ザ・ナイトを狙っていくだろう。面白そうな試合。
せっかくのヘビー級なのだから,せこい関節技などでなく,豪快なノックアウトが見たい。
ミトリオーネの一発に期待したいところ。
Bantamweight Brad Pickett vs. Mike Easton
ピケットはマイク・タイソンのように頭を振って踏み込んでくる選手だが,タイソンのような一発は持っていない。一方のイーストンは柔術とテコンドーの達人であり,下半身が安定しているが,これまた一発はない。
試合としては,あんまり面白くなさそう。
Featherweight Diego Brandao vs. Pablo Garza
ブラジルの柔術黒帯ブランダオと,アメリカの力石徹,『案山子』 ことパブロ・ガーザ。
打撃戦になればガーザが得意の膝を当ててくるだろうし,寝技になればブランダオか。
Featherweight Akira Corassani vs. Robbie Peralta
黒澤に似てるからアキラと名乗るコラサニは北極圏の人らしくアイヌとかイヌイットっぽい風貌をしている。 一方のペラルタは最初から思い切り振ってくる強打の選手。
ここはペラルタが一発を当てて豪快にノックアウトを決めてほしいところ。
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