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2017年10月25日水曜日

UFC Fight Night: Brunson vs. Machida 予想

Middleweight Derek Brunson vs. Lyoto Machida
 往年のマチダならば猪突してくるブランソンなぞたやすく屠るのではないかとおもうのだが、年齢やこれまでの敗戦歴のことを考えると、首をかしげたくなる。ブランソンはレスリングがうまく身体能力が高くカーディオもいい。メインだけに5Rある。40男のマチダが5Rもつとはおもえず、長丁場になればマチダは尻下がりに落ちていくであろう。
 マチダとしては早くに出鼻にカウンターを決めて勝負をつけたいところだろう。が、今となってはマチダも何らかの成長をみせないと、あのいつもの攻めもワンパターンというかんじがしてしまう。

 ブランソン予想。
 マチダは負け方によってはこれで引退だろう。


Welterweight Demian Maia vs. Colby Covington
 大きな口をたたくコヴィントンだが、試合後のアピールなどがいまひとつ観客につたわらぬ様子がちょっと痛々しい。これはマイア先生に勝たせようというカードにしかみえない。

 マイヤ予想 by サブミッション。


Bantamweight Pedro Munhoz vs. Rob Font
 ムニョスは打撃も組みもまんべんなくこなせるバランスのとれた堅実な選手であるという印象で、リベラとは割れた判定で敗れてはいるものの素晴らしい競った試合をしている。欠点も無いが、これといって抜きんでた長所も無いのが欠点といえば欠点か。
 フォントはバンタムのなかでも抜きんでた手足の長さをもっており、打撃は正確でかつタックルも組み合わせてくる。おもむろに出してくる変な右のアッパーは、上背のないムニョスに対して有効かとおもわれる。私はフォントが圧倒するのではないかとおもう。

 ゴシック体(フォント)予想。
 そして FOTN 予想。
 

Lightweight Francisco Trinaldo vs. Jim Miller
 ブラジルの郷ミノルことトリナウドは柔術ができそうな面構えをしているが、キックボクシングが主体の選手であり、サウスポからおもむろに左を振り回してきたり変なところから左膝を突き上げてくる。振り回すようなパンチは無造作にみえて正確である。カオ的にも年齢的にもトリナウドはカーディオに懸念があるのではないかという気がしてしまうが、力まずペース配分が上手で意外とスローダウンしない印象。
 一方、ミラーもサウスポであり、一流のレスラーであり、さらに柔術も玄人であるため、当然テイクダウンを狙ってくるであろうし、立ち技かグランドかの攻防が勝敗の決め手になるのではなかろうか。それからトリナウドの年齢もさすがにそろそろ影響が出てくるのではないか。予想は難しい。カオ的にトリナウドは野球のフリオ・フランコみたく、かなり高齢になっても活躍しそうな雰囲気はある。

 トリナウド予想。


Middleweight Thiago Santos vs. Jack Hermansson
 ストライカー同志の対戦。
 華麗なフットワークで大きく距離をとるハーマンソンであるが、ちょこまかと当てたりあるいはスパッと斬れる打撃を正確に一発当ててバッサリ決めるタイプではなく、最終的には接近したり上になったりでパウンドでもってメッタ打ちにして倒すような選手であり、序盤に距離をとってたのは何だったんだというかんじさえする。どうもサウスポに対して苦手そうなかんじがするので、頻繁にスタンスをスイッチして左足の蹴りを得意とするサントスのような選手には苦手かもしれない。
 強打のサントスはブラジル人のくせに寝技が下手という印象。ハーマンソンはレスリング上手であるようだが、勝利よりも立ち技での勝ちにこだわりをみせているかぎりサントスには勝てないだろう。逆にハーマンソンがなんとかしてサントスを寝かせてしまえば、勝機があるのではないか。

 なかなか予想するのは難しい。サントスが勝つなら早い段階で圧倒してしまうとおもうが、なんとなく私はハーマンソンがグダグダにしてしまうのではないかという気がする。

 ハーマンソン予想。


Bantamweight John Lineker vs. Marlon Vera
 じっくり観ればなかなかクレバーな闘いをするヴェラであるが、はっきりいって面白味のない選手という印象。プレッシャーをかけてくる選手に対して下がる一方だったりする。単純にリネカーの敵ではないとおもう。

 リネカー予想


Welterweight Vicente Luque vs. Niko Price
 ルケは王道的なバランスのとれてる印象の選手で、強打があり、相撲もうまい。そして25歳という若さである。全勝のニコにとって最強の相手であろう。無敗のニコは手足が長く、型やぶりながらタイミングよくあざやかに右を当てるし、グランドでもねちっこく、いつもみごたえのある面白い試合をするケンカ上手であるが、ややバランスが悪い。
 私は強打者どうしの対戦ではバランスが良い方をとることにしているし、やはり基本をしっかり抑えている本格派のルケがニコに初黒星を与えるのではないかとおもう。

 ルケ予想。


Flyweight Deiveson Figueiredo vs. Jarred Brooks
 全勝どうしの若い対決だが、ブルックスの試合の印象はさほど芳しくない。一方、フィギュレドが四肢の長いベルトランを上手に攻略してみせた試合は見応えがあった。私はフィギュエレドの方が打撃でも寝技でもブルックスを上回るようにおもう。

 フィギュエレド予想。

1 件のコメント:

  1. コヴィントンはウッドレイがみせたように徹底してマイヤのテイクダウンを阻止し、それだけで勝利をモノにできた。マイヤ先生もウッドレイに完封されて以降なんらかの対策がみられるかとおもったが、打撃で好感触があったもののテイクダウンはまったく封じられて、それだけで策は尽きた感があった。完敗であろう。コヴィントンの試合はこびははっきりいって面白くない。

     フォントがいいパンチをみせていたが、ムニョスが芸術的ともいえるうごきで右腕一本のギロチンを決めて勝利した。

     サントスが勝つなら圧倒だろう、という気はしていたが、そのとおりになってしまった。もう少しハーマンソンがかき回すかと期待していたのだが、サントスはみごとに決めるところで決めてみせた。

    リネカーは予想どおり勝ったには勝ったが、できばえはパッとしなかったようにみえた。攻めがパンチしかないリネカーの限界がみえたかんじの試合だった。

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