Heavyweight Mark Hunt vs. Antonio Silva
強打のマーク・ハントと,要所でダークホースを演ずる意外性男ビッグフットの対戦。
両者が上位に来れない致命的な欠点はスピードの無さにあるとおもうのだが,この試合においてはお互いに自分の力を存分に出せる,いい試合になるのではなかろうか。
ハントは足は遅いが反応は悪くないし,踏み込むのも巧い。もちろんパンチは当たれば相手は倒れる。私はハントの一発が当たるのではないかと思う。彼らしい豪快なノックアウトを期待したい。
マーク・ハント予想。
Light Heavyweight Maurício Rua vs. James Te Huna
ここのところ思ったように自分の試合ができておらず,負けが続いているショーグンであるが,この試合も私は悲観的である。
ニュージーランドのテフナは,ものすごい強打をもっている。リラックスした自然体の構えから突然に爆発するのが特徴的だが,持久力もある選手である。試合が長引けは長引いたでテフナが有利だとおもう。
しかしこの試合が長引くとも思えず,ショーグンはテフナの連続した強打につかまってしまうのではなかろうか。早い段階でテフナがショーグンをノックアウトしてしまうのではないかと思う。
負け方次第では,ショーグンは引退すべきではなかろうか。
テフナ予想。
Light Heavyweight Ryan Bader vs. Anthony Perosh
何なのだろうこのカードは。ベイダーに勝たせようという試合なのか。
ベイダーはこのところ負けが続いているとはいえ第一級の選手である。
ぺロシュはもう42歳になる選手であり,パンチへの反応も鈍い。彼が全米を代表するアスリートのベイダーに敵うとはおもえない。
ベイダー予想。
Heavyweight Pat Barry vs. Soa Palelei
不器用なスラッガー同士の対戦,前時代の殴り合いのような試合で,一発先に当てた方が勝つのだろう。あんまり興味がない。
どうでもいいが,パレレイ予想。
Preliminary card
Bantamweight Takeya Mizugaki vs. Nam Phan
もはやUFC常連でありかつ連勝している水垣選手であるが,いまだに前座での試合というは残念である。
ヴェトナム系アメリカ人のナム・ファンであるが,柔術や柔道など一通りやっているようだが,格闘ではよく伸びるパンチを主体に攻め,ふしぎな当て勘をもった選手である。
水垣選手の方が足も速く,思い切りもよいので,圧倒できるのではないかと思うが,このナム・ファンという選手も不気味である。不用意なパンチをもらうと苦しくなるのでは。
水垣予想
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