Lightweight Benson Henderson vs. Anthony Pettis
とても興味深いテコンドー対決。いわばノックアウト・アーチストともいえるペティスの変幻自在な蹴り技空中殺法と,ベンドの総合力の対戦ともいえようか。
いろんなシナリオが考えられるが,私は実力伯仲の対戦のばあい,飛んだり跳ねたりする選手よりも,どっしりとした下半身をもった選手の方がつよいだろうという格闘観なので,ここはベンソンを予想。
ベンソンが相手との距離の出入り巧みに試合を進めて判定で勝つのではないか。
あと大事なことひとつ。
ベンソンは試合前に前髪を短く切っておくべきだ。
ペティスのような相手だと,視界の確保はとても大事である。前回の試合のように試合中に前髪を気にしなくてはならないようだと,ペティスにはとても勝てないとおもう。
Heavyweight Frank Mir vs. Josh Barnett
ミアとジョシュの巨漢柔術対決。
拮抗した試合になるのだろうとはおもうが,どちらも大した打撃を持っておらず,ごろごろと寝技の応酬になるんじゃないかとおもう。そうなると投げ技のうまいジョシュの方が優位か。いずれが勝つにせよ上位を脅かす存在にはならないとおもう。
両者の決定的な差は,相手の打撃に対する反応じゃなかろうか。ミアは速いパンチに対して反応が遅いか反応しないかだが,ジョシュはコーミエのパンチを完全に殺してしまうことができた。そういう点をおもうとやはりジョシュが勝つんではなかろうか。
Featherweight Chad Mendes vs Clay Guida
これは面白そうな試合。
一発をもつメンデスと,蒸気機関車みたいなギダとの対戦。
ギダはつかまえに行き試合を泥沼化にしようとするであろうし,メンデスはタイミングよくパンチを当てたいところだろう。ギダはまだ一度もノックアウトされたことが無い。
メンデスのパンチが何度か当たって流れができ,判定でメンデスではないかとおもう。
Heavyweight Ben Rothwell vs. Brandon Vera
両者,力があるがケンカ下手。格闘の試合としては,あんまり興味がない。
ヴェラがいい人なんで応援するかな,という感じである。
Featherweight Erik Koch vs. Dustin Poirier
ポエリエはサウスポーで,コンボをよく出してくるがやや決定打に欠ける。だが関節技はなかなか上手い。一方のコークは以前ラマスと対戦して大流血していたのが記憶に新しい。積極的に手数も出し関節技も得意の選手である。チャド・メンデスと判定まで持ち込んでいる。
私は戦績的にコークが有利なのではないかという気がするが,正直わからない。どちらも24歳でこれからの選手である。
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