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2013年8月26日月曜日

UFC Fight Night: Condit vs. Kampmann 2 予想

Welterweight Carlos Condit vs. Martin Kampmann
 どちらも好選手であり,見ごたえのある面白い一戦になるのではなかろうか。
 どちらが勝つかといえば,やはりコンディットではなかろうかと思う。
 ケンプマンは打撃主体の選手であるが,寝技の防御も器用で,何でもソツなくこなす上手い選手であるけれど,やはりコンディットの方が勝利にかける気迫で上まわっているように感じるし,攻撃技術と攻めのパタンにおいて柔軟性が高く持ち駒も多いように思う。何よりケンプマンはヘンドリクスの一発で沈没してしまったという印象が,どうしてもぬぐえない。

 ということで,私はコンディット予想。
 

Lightweight Donald Cerrone vs. Rafael dos Anjos
 いつもガッツあふれるファイトを楽しませてくれるセローニだけど,トップレベルになると,どうしても壁があるのは否めない。そいういう点で今回の相手には大いに苦戦するのではなかろうかと思う。
 ドス・アニョスはうなじに「福」の刺青の,ブラジリアンらしい陽気な選手である。頭と手を動かしながらアグレッシブに打撃から入ってくるし,相手が出てくれば膝とアッパーカットがとてもいいタイミングで出る。下半身も安定しており,まるでチラノサウルスのような力強い足である。テイクダウン防御も第一等であり,もちろん相撲もつよい。
 
 私はドス・アニョスがおそらくノックアウトかタップアウトで勝つだろうと思うし,たとえ判定だったとしても内容で圧倒するのではないかと思う。


Welterweight Kelvin Gastelum vs. Brian Melancon
 注目の若手,6戦全勝3KOのケルビン・ガステラムが登場する。
 対するはブライアン・メランソン。足が極端に短く,まるで小人プロレスみたいだが,踏み込んでからのものすごい強力な打撃を持つ,見ていてとても面白い選手。弱点を挙げるとしたら,上体のわりに下半身がやや貧弱であり,バランスを崩されたときどれだけ粘れるかという点だろう。こういう選手は倒してしまえば案外簡単にやっつけられるのではないかと思う。
 若いガステラム選手の試合は,私はまだ観たことがないのだが,メランソン相手の撃ち合いはいくら駿馬といえどもかなり危険だろう。よほど自信があるのでなければ,打ちあいに行くべきではないと思う。

 あまり自信がないが,積極的に組みに行けばガステラム,打ち合いになればメランソンが有利かと思う。


Welterweight Court McGee vs. Robert Whittaker 
 マギーのうごきには派手さが無く,教科書のように基本に忠実である。脇を絞め,顎を引いて,常に小さな真っ直ぐを中から中からと出し,下がるときは必ずジグザグ。ガードはつねに高く掲げている。
 一方のロバート・ウィテカーは元職業軍人のコールトン・スミスを強打で屠っている選手である。半身で左腕をだらりと垂らした独特のスタイルで,出てくる相手に対してカウンターを狙ってゆく。

 マギーのように脇をしめガードと高く上げ基本に忠実な選手に対して,ウィテカーのようなやや変則的な選手がどういう攻めをみせるか興味深い。
 
 判定ならマギー,ノックアウトがあればウィテカーかと思う。


Bantamweight Takeya Mizugaki vs. Erik Perez
 我らが水垣選手の相手はメキシコの若き暴れん坊22歳のエリック・ペレス。
 これは水垣にとって,かなりの強敵である。
 身体能力でもスピードでも水垣選手を上回るであろうと思われ,こういう野性味ある選手に対して水垣がどこまで頑張れるかに期待したい。

 水垣が勝てれば本当に大したものだと感心するし,私は水垣選手の大ファンなのでパソコンの前で応援するが,やはりペレスが負けるとは思えない。予想はペレスによるノックアウト。


Middleweight Brad Tavares vs. Robert McDaniel
 前回福田力を破ったタヴォーレスは,相手をよく観て機におよんで変に応ずるクレバー闘い方をする選手である。
 UFCデビューの30歳マクダニエルが対戦する。マクダニエルがどういう選手かよくわからないが,20戦を超えるなかなかの戦績である。25歳のタヴォーレスがどう闘って今後のキャリアにつなげるか注目してみたい。

 私は判定でタヴォーレスと予想
 

Featherweight Darren Elkins vs. Hatsu Hioki
 日本期待の日沖発選手が前座で登場である。
 相手は強打のダレン・エルキンス,右のクロスは驚異的である。

  かつて強打のマーロン・サンドロを制したように距離をうまくつかってエルキンスの強打を殺して寝技に持ち込んでしまえば日沖に大いにチャンスがあると思 う。が,サンドロは日本人相手では圧倒的に強かったが,はたして世界的にみてどれだけの強豪かというと,やや首をかしげたくなる部分もある。勝敗は日沖が 相手の打撃をどう殺すかがカギではなかろうか。
 日沖が出てくる相手に対して下がってしまえばつけ入られるであろうし,足を止めて打ち合いに応じたらエルキンスが相打ちをどんどん放ってぐいぐい打撃で押して撃ち勝つのではないかと思う。

 日沖が勝つ可能性も大いにあるとおもうが,日沖の攻めは打撃で押しまくるスタイルでもなく,寝技はやや定型的な面あり,一見どういう攻めをしたいのかよくわからないところがある。
 UFCのような興行では攻勢スタイルを評価されエルキンスが判定勝ちするのではないかと思う。

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