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2013年10月16日水曜日

UFC 166: Velasquez vs. Dos Santos 3 予想

Heavyweight Cain Velasquez vs Junior dos Santos
 反応のよさ,連打の速さ,レスリング力,バランス,どれをとってもヴェラスケスが有利だと思う。
 ドス・サントスのテイク・ダウン防御は一級品だけど,それでもグラウンドの展開になればヴェラスケスが有利であろう。パンチもフックやアッパー主体で強打のドス・サントスに対して,ヴェラスケスは小さな真っ直ぐが主体であり,それもワン・ツー・スリー・フォーと一気にくり出して回転が速いのが特徴である。

 ドス・サントスは,前回マーク・ハント相手に接戦して最後に見事なKOをしたことが話題になるが,私はあの試合はドス・サントスがもっと圧倒的な強さをみせてくれるかと思っていたし,彼としては不本意な試合内容だったのではないかとさえ感じている。
 一方,ビッグ・フットに対してタイミングよく踏み込んでワンツーを当て,一気に試合を決めたヴェラスケスの勝ち方は,彼らしいまさに会心の勝利と言えるだろう。
 ビッグフットとハントを比較することは出来ないが,これら二試合での内容を比べると,やはりヴェラスケスの方がドス・サントスよりも格闘力は高いと感じざるをえない。

 というわけで私は不動のヴェラスケス予想。
 今回はわりあいと早い回に決着がつくのではないか。

 はやくヴェラスケス対ジョン・ジョーンズの試合が観たいものだ。


Heavyweight Daniel Cormier vs. Roy Nelson
 どちらも一発のある選手だけど,体重のあるネルソンの一発は脅威であり,コーミエとしては相打ちというわけにはいかない相手である。また体重あるネルソンは柔術の達人でもあり,寝技の応酬も危険である。コーミエとしてはスピードでもってポジショニングを工夫してネルソンを攻略したいところだろう。
 高いレベルの試合になればなるほど勝敗を決するのはスピードである。コーミエが本当に高いレベルの選手であれば,ネルソンを圧倒するであろうし,また,しなくてはならない。
 逆にビッグ・カントリーのパンチに捕まってしまうようだと,コーミエは階級をライト・ヘビーに落としたしても上位には通用しえないのではなかろうか。そういった意味でこの試合はコーミエの試金石であり,ぜひ綺麗に勝って王座挑戦を果たしてほしいところ。 

 期待をこめてコーミエ予想。
 おそらく判定であろうし,ノックアウトならばグラウンドでの背後からのパンチ連打によるレフリーストップか。


Lightweight Gilbert Melendez vs. Diego Sanchez
 強豪同士の興味ぶかい一線。
 メレンデスは切れるパンチをもっており,ベンソン・ヘンダーソンの王座に挑戦して僅差の判定で敗れたのに対し,一方のサンチェスは五味戦では体重リミットをオーバーし,試合では僅差で勝ったものの内容は決して良いものではなかった。メレンデスの一発が当たるのではなかろうか。

 不動のメレンデス予想。


Heavyweight Gabriel Gonzaga vs. Shawn Jordan
 こないだパット・バリーに一発を当てて倒したジョーダンだけど,殴り合いの打撃戦だったとはいえ試合内容はかなりお粗末なレベルだった。
 打撃も寝技ももっており安定した実力をもつゴンザガが,ほぼ間違いなくジョーダンを圧倒するだろう。

 不動のゴンザガ予想。


Flyweight John Dodson vs. Darrell Montague
 モンテイグという選手は知らないのだが,戦績はいいようだ。マッコールに捕まっている。
 ここは身体能力の高いドドソンが圧倒するのではなかろうか。

 ドドソン予想。


Preliminary card
Middleweight Tim Boetsch vs. C.B. Dollaway
 ボウチはタフで打撃も強く,不器用だが勝機をつかむのが上手い選手。一方のダラウェイは真面目で練習熱心そうな選手であり,タイプ的に正反対の両者,案外面白い試合になるかもしれない。
 ダラウェイという選手は攻め方にいまひとつイヤラシさが足りない選手であり,立ち技でバランスが悪く体が流れ気味になるのが気になるところ。

 ボウチ予想。


Welterweight Nate Marquardt vs. Hector Lombard
 もっとも期待はずれな選手の一人とされるヘクター・ロンバードだが,安定した実力をもつネート・マーコートと対戦。
 ロンバードは元柔道家なのだが,とにかく格闘が下手だなという印象。打撃も強力そうなのだが滅多にミートしない。やはり百戦錬磨のマーコートが一枚も二枚も上なのではないか。

 マーコート予想。
 

Women's Bantamweight Sarah Kaufman vs. Jessica Eye
 サラ・コーフマンは女子選手のなかではわりと珍しくパンチ力のある選手で,高いKO率を誇る選手である。ロンダ・ラウジーと対戦して破れてはいるものの,また対戦させてみたい選手の一人である。
 ジェシカ・アイはフライ級から上げてきた選手であり,だからといって強い打撃をもっているというわけでもない。幼少時の交通事故を克服したドラマをもった選手である。
 
 もともと打撃力あるコーフマンが元軽量級のアイを打撃で圧倒するのではなかろうか。
 コーフマン予想。
 

Bantamweight Dustin Pague vs. Kyoji Horiguchi
 さて我らが期待の堀口恭司23歳の登場である。
 師はあの神の子こと,山本 "KID" 徳郁であり,したがって神の子の子である堀口は「神の孫」つまり天孫か。相打ち上等で打ち合いに出る彼のスタイルはまるで神風を思わせ,打撃でもって大きな見せ場をつくれる稀有の才能をもった選手である。
 ここは堀口の一発でもって壮絶なノックアウト・オブ・ザ・ナイトを期待したいところ。

 不動の堀口予想。

 ところで彼のUFCでのニックネームはまだ未定のようだが,KAMIKAZE なんてのはどうだろう。

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