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2013年2月19日火曜日

UFC 157: Rousey vs. Carmouche 予想

Women's Bantamweight Ronda Rousey vs. Liz Carmouche
 発展途上である女子格闘を一気にメジャーにしたロンダ・ラウジー様の登場である。
 北京五輪柔道の銅メダリストで目下6戦全勝,全てが腕ひしぎ十字固めによるもの。笑顔が愛くるしく,四肢も美しい,女性としての魅力も満点である。
 一方,挑戦者のリズ・カムーシェは,8勝2敗で一見するととてもKO率の高い選手のようであるが,試合内容をみるかぎり決して一発の打撃を持つ選手というわけでない。

 ロンダ・ラウジーを倒せる選手が現れるとしたら,速くて強力な打撃をもった選手,自分の距離をつくれて速いワンツーと膝が得意な選手ではなかろうか。 カムーシェはバランスのとれた選手だけど,まだまだ従来の女子格闘のレベルを脱していない選手であり,必殺の極め技をもったロンダ様には敵わないのではないかとおもう。

 ロンダ様が早いラウンドでアーム・バー勝利と予想。


Light Heavyweight Lyoto Machida vs. Dan Henderson
 メインの女子の試合よりも,こちらの方が見ごたえのある試合になるのではないかと思う。
 大方の予想は,ヘンドーの右が当たるか,あるいはリョート町田の距離でもって試合が進むか,というかんじだろう。私は出てくる相手にはめっぽう強い町田が有利と考える。年齢的にもスタミナ消耗が懸念されるヘンドは,初回から前に出てきて短期決戦を仕掛けてくるであろう。それを町田がどこまで見切れるかが勝敗の分かれ目だと思うが,眼が良くリーチで上回る町田がヘンドーの出鼻に小さい右左を合わせるであろうし,距離が近ければ町田の膝がよく当たるだろうと予想する。案外,膝で決着がつくのではないかとさえ思う。
 空手系の打撃が主体のリョートに対して,レスラーのヘンドーが組んできて主導権を握るのではないか,という考えもあるかもしれないが,私はそうはならないと思う。というのは,粘り腰のある町田は空手だけでなく相撲もかなり強い選手であり,そうそう簡単には倒されない。

 というわけで,私は町田によるKO勝利と予想。


Bantamweight Urijah Faber vs. Ivan Menjivar
 前回,サンボの達人ガシモフの一瞬の隙をついてアームバーに極めたメンジヴァーが,元フェザー王者のユライジャ・フェイバーと対戦する。両者は以前にも対戦したことがあり,メンジヴァーが立ち姿勢でないところに蹴りを入れたために反則負けとなっている。

 ユライジャが終始優勢に進めて判定で勝つのではなかろうか。


Heavyweight Brendan Schaub vs. Lavar Johnson
 個性的だがいまひとつパッとしないヘビー級どうしの対戦。
 個人的にはシャウブに頑張ってもらいたい。


Lightweight Michael Chiesa vs. Anton Kuivanen
 25歳で目下8戦全勝中のマイケル・キエサに注目したいところ。
 なすび,あるいは麻原彰晃のような髪型をしているキエサは,まるで超獣ブルーザー・ブロディーのようなワイルドさと知的さをあわせもつような風貌をした選手。達観した素人のオッサンが血気にはやる若者をたしなめるような,そんな闘い方をする。とても25歳の若さとは思えない。
 キエサの強さがどれくらいホンモノなのか,この試合で見極めたいところ。
 
 私はキエサ予想。

 

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