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2013年9月14日土曜日

UFC 165: Jones vs. Gustafsson 予想

Light Heavyweight Jon Jones vs. Alexander Gustafsson
 よほどのまちがいでも無いかぎり,ジョン・ジョーンズが圧倒するであろうと思う。
 ガスタフソンはズシンズシンという打撃は力強いけれどもテシーラ以上に攻めが雑であり,防御に関してはバイキングの末裔である自身のタフネスさに頼りきったようなところがある。
 一方,ジョーンズは手数は少ないながらも,一発二発でも当たれば確実に相手に重篤なダメージを与える必殺のタイミングでくり出される。レスリング技術は言うまでも無く雲泥の差。あらゆる面においてジョーンズが一回りも二回りも上まわっている。勝敗は火を見るより明らかである。
 
 よって,つまらないけど不動のJJ予想。
 

Bantamweight Renan Barão vs. Eddie Wineland
 バラオのような駒数の多い選手には,ボクサー格闘家では勝てない。
 これもよほどのまちがいでも無い限りバラオの勝利だと思う。

 不動のバラオ予想。


Heavyweight Brendan Schaub vs. Matt Mitrione
 ハイブリッドとか言われる長身シャウブだけど,打撃も関節も一流とはいえない。一発の破壊力も,試合の面白さにおいても,ミトリオーネが一枚も二枚も上手だと思う。
 これまたよほどのまちがいでもないかぎり,ミトリオーネがシャウブをノックアウトするであろうと思う。

 これまた不動のミトリオーネ予想。


Middleweight Costa Philippou vs. Francis Carmont
 ようやく好選手どうしのマトモなカードがきた。
 両選手ともに連勝中の登り調子であり負けられない一戦,好試合になるとみた。

 カーモント予想。


Lightweight Pat Healy vs. Khabib Nurmagomedov
 24歳で20戦全勝,ロシアのヌマゴメドフに注目したい。戦績だけ見ると輝かしいのであるが,最近の数試合をみるかぎりではさほど猛烈に強いという印象では無く,私にとってまだよくわからない選手。
 しかし相手のパット・ヒーリーは一流というほどでもないがストライクフォースでずっとやってきた中堅であり,ナーマゴメドフの実力を測る上でも申し分のない選手だろう。

 ナーマゴメドフの実力がいまひとつ不透明だが,彼の勝負運の強さからここはナーマゴメドフ予想。
 

Lightweight Mike Ricci vs. Myles Jury
 美男子マイク・リッチは豊かな肩幅をもつサウスポで,よく伸びる右のリードに左のストレートがよろしい。また相撲もつよいね。バランスもよく,寝技も上手く,悪くない選手。
 一方のジューリーは24歳で無敗,一発があるし,寝技でもよく勝っている。

 予想は難しいが,ここはジューリーが勝って全勝街道を突き進むのではなかろうか,というかんじで。

 
Bantamweight Ivan Menjivar vs. Wilson Reis
 エルサルバドルのメンジバーはおなじみだが,レイスはべレターの方が主戦場だったようで,見事な戦績であるがUFCは初参戦である。
 
 ここはUFCに熟達した巧者メンジバーが勝つのではなかろうか。



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