Middleweight Tim Kennedy vs. Rafael Natal
いかにもケンカ慣れした元職業軍人グリーンベレーのティム・ケネディーが圧倒するのではなかろうか。
ネイタルは柔術がかなり出来るようだが,ケネディーは前回ホジャー・グレイシーを見事に攻略している。
ここは不動のケネディー予想。
Women's Bantamweight Liz Carmouche vs. Alexis Davis
ロンダ・ラウジーをあわやという所まで追いつめたカームーシュとデイビス,いずれもボクシングのうまいコーフマンに敗れている。女子はまだまだ混沌としており正直よくわからない。
カームーシュの前回の試合の印象が良かったので,ここはカームーシュを予想したい。
Middleweight Ronny Markes vs. Yoel Romero
オリンピアンと若いブラジリアンの対戦で,ある意味面白い一戦かと思う。
ヨエル・ロメロはキューバ出身のレスリング・フリースタイルの元世界チャンピオンで,シドニー五輪の銀メダリストである。見事な大胸筋が印象的であるが,すでに36歳でもある。
一方は25歳で14勝1敗のロニー・マーケスは,力任せなやや雑な攻めをする選手であるが,膝への攻め方などみてると実にイヤラシいところもある。ブラジル選手にありがちでスタミナにやや懸念あり。
どちらの力量もあまりよくわからないのだが,発達した大胸筋をした格闘選手にはあんまり強いのはいない,という私の自説をとってここは若く荒削りなマーケスを予想したい。
Lightweight Jorge Masvidal vs. Rustam Khabilov
コンバット・サンボの達人カービロフは注目の選手である。ピチェル戦ではジャーマン・スープレクスを三発も放って相手を完全にグロッキー状態にしていた怖ろしい選手である。打撃もなかなかするどいリードブロウを放つし,相撲も強い。王座を十分に狙える選手であると思う。
不動のラスタム・カービロフ予想
Lightweight Colton Smith vs. Michael Chiesa
25歳で9勝1敗,ライト級では長身,アメリカのなすびもしくは麻原彰晃ことマイケル・キエサに注目したいところ。天性の慎重さで達観した素人のオッサンが血気にはやる若者をたしなめるようなそんな闘い方をする。
一方,海兵隊あがりのコールトン・スミスはキエザとは対照的な「がむしゃら男」なスタイルで,ぐいぐいと前に出てくる選手。これは面白い試合になるだろう。
キエザの巧さに期待してキエザと予想したいところだが,前回わりとあっさり絞め落とされている。
正直わからない。
しかしキエザ予想としておく。
Preliminary card
Lightweight James Krause vs. Bobby Green
クラウスは頻繁にスタンスをスイッチさせ,変化に富んだパンチと蹴りをもった選手。カポエラのような変則的なキックを出してきたりもする面白い選手である。
一方のグリーンも頻繁にスタンスをスイッチしたり,足をそろえたまま相手と対峙したりするが,変則的なのは表面だけで,中身はいまひとつという前回の印象。ただ戦績は豊富でありその経験は十分評価に値する。
試合の面白いクラウスの勝ちに期待
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