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2015年5月19日火曜日

UFC 187: Johnson vs. Cormier 予想

Light Heavyweight Anthony Johnson vs. Daniel Cormier
 上り調子だったアンソニー・ジョンソン、その実力はどうかとおもっている間にフィル・デイヴィスを圧倒し、ノゲイラを倒し、あれよあれよとガスタフソンまでノックアウトしてしまった。まさに波に乗っている選手である。
 無敵のジョン・ジョーンズに対しても「この暴れん坊ジョンソンならば」という期待が込められていたわけだが、ジョーンズが交通事故現場でとった軽率な行動は実に残念であった。
 で、コーミエである。大変期待のもてる、面白そうな一戦になるだろう。

 どちらが勝つにしても、スパッと剃刀で切ったようなハッキリとした決着がつくのではなかろうか。
 打撃ではジョンソンの方が殺傷力は大きいだろう。ジョンソンのパンチが一発でも当たり、そこでコーミエが下がってしまえば、一気にジョンソンがたたみかけて勝負を決めてしまいそうだ。
 が、おそらくコーミエは強打を恐れて距離をとったりなどせず、積極的に前へ前へと出てゆくだろう。そうすれば私はコーミエの方がつよいのではないかとおもう。組めばどちらもレスリングの実力者であるが、それがとくに格闘の試合で光っているのはコーミエの方だろう。

 よって、私はダニエル・コーミエによる判定勝ち予想。


Middleweight Chris Weidman vs. Vitor Belfort
 両者長いブランクの末、待ちに待った対戦である。
 百戦練磨のベウフォートであるが、ここ数年のキレのよいうごきは薬物によるものだったのではなかろうか、という疑惑がぬぐいきれない。年齢的な衰えも出てきているであろう。

 リーチもあり、反応もよく、大きく強いプレッシャーをかけてゆくワイドマンが、ベウフォートを完全に食ってしまうのではないかとおもう。

 ワイドマンによるノックアウト勝ち予想。


Lightweight Donald Cerrone vs. John Makdessi
 ついこないだ見事な踏み込みで痛快にノックアウトを決めたマクデッシであるが、今回はちょっと相手が悪い、これまた百戦錬磨のケンカ職人、ライト級の門番長セローニである。
 組みにくるセローニに対しタイミングよく硬い打撃を当てられればマクデッシにも勝機は大いにあるだろうけど、いくら切れ味あるカウンターが武器とはいえ、セローニのような相手には自分から突破口を開いて行けないと、これまでのように鮮やかには勝つことはできないだろう。

 絞め技でセローニ予想。


Heavyweight Travis Browne vs. Andrei Arlovski
 前回みごとにビッグ・フットをノックアウトしてみせたアーロフスキーであるが、ビッグ・フットは脳腫瘍をわずらっており、ツワモノらの強打を何度も頭部に受けている。相手のうごきに対する反応はかなり低下しているのが目に見えてわかり、よって彼に勝ったことはあまり参考にならない。
 キックボクシングという型にややはまっているアーロフスキーに対して、単につよい異常人であるブラウンの攻めは自然体であり、型にはまっていない。だからどんな試合になるのか予想が難しいのだが、私はブラウンがつかまえ、何かしらの方法でアーロフスキーを破壊するとおもう。

 ブラウン予想。


Flyweight Joseph Benavidez vs. John Moraga
 私の好きな選手ベナヴィデズが、こんな下にきてしまうほど、この興行はスター選手ばかりである。
 ベナヴィデズは格闘の教科書に書いてあるような高いガードで正攻法の攻めをみせる選手であったが、前回のオーティズ戦ではやや強引に行き過ぎたせいか内容はさして良くもなかった。今回の相手モラガは、ライバルであるドドソンにノックアウトされているだけに、負けるわけにはいかないだろう。

 ベナヴィデズによる一本勝ち予想。


Flyweight John Dodson vs. Zach Makovsky
 デメトリアス・ジョンソンに対する本命対抗馬といえばこの人ドドソンであろう。
 いつも陽気に楽しそうに試合をする、私のもっとも好きな選手の一人である。
 ちょっとしたブランクがあるものの、超人的なスピードの猿人ドドソンが圧倒して勝つであろう。

 ドドソンによるノックアウト予想。


Welterweight Dong Hyun Kim vs. Josh Burkman
 韓国のサラブレッド、キム・ドンヒュンが久しぶりに登場する。
 相手は根性あれどヘクター・ロンバードにまるで歯が立たなかったバークマンである。
 キムがレッスンつけるような形で優位に試合を進め圧倒するとおもう。

 キム・ドンヒュンによる判定勝ち予想。


Middleweight Uriah Hall vs. Rafael Natal
 一時期は脆さもあったユライヤ・ホールであるが、このごろは完全な全身凶器として波に乗っている。この試合も剃刀のような打撃を当てて圧倒するであろう。

 ホールによるノックアウト予想。


Lightweight Islam Makhachev vs. Leo Kuntz
 23歳で11戦全勝、ロシアのマカチェフに注目してみたい。

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