Heavyweight Stipe Miocic vs. Mark Hunt
こないだドス・サントスといい試合をしてトップ選手としての実力を証明したミオチェチが、強打のマーク・ハントを迎え撃つ。
ハントとしては距離を一気に詰め豪快な一発でもってノックアウト、といきたいところであろうが、ミオチェチは足があり、速いジャブが打てるし、キックもある。これまでハントが対峙した中堅重量級のようにはいかないだろう。
私はミオチェチが足とジャブを巧みにつかってハントを翻弄し、最終的には連打を当ててノックアウトするのではないかとおもう。
ていうか、しなくてはならないだろう。
壮齢で脂ののったミオチェチのような本格派が、強打しか決め手のない老齢なハント相手に微妙な判定勝ちなどしてしまうようだと、せっかく盛り上がった総合格闘の熱が最重量級から冷めていってしまうのではないか。
ミオチェチによるノックアウト予想。
ハントはこれで大敗すれば引退するのではなかろうか。
Middleweight Brad Tavares vs. Robert Whittaker
24歳というわかさのウィテカは空手とハプキ道の達人という打撃に切れ味のある選手で、なかなか緊張感のある試合をみせてくれる。が、やや一発を浴びやすい選手であり、浴びれば効いてしまう脆さのある選手でもある。いぶし銀のうまさをもったタヴォーレス相手にどこまで通用するか。
タヴォーレスを高く評価する私としては、今回もタヴォーレスのうまさが勝るのではないかとおもう。
タヴォーレスによる判定勝ち予想。
Light Heavyweight Anthony Perosh vs. Sean O'Connell
なぜこういう選手がメインのカードにいるのかよくわからない。
会場がオジーであるペロシュの地元であるからということだろうが、UFCが将来ボクシングにとってかわろうと考えるならば、興行地選手を優先した見世物的興行よりも実力重視で高いクオリティーの試合をもっと上にもてくるべきだとおもう。
かつてハーンズやレナード、デュランらがボクシングを牽引してきたのは、なにも地元で試合をしたからではなかろう。歳くって実力のない選手はどんどん下げて、もっと若い選手をメインにもってきた方がよいだろう。
Lightweight Jake Matthews vs. James Vick
ジェイク・マッシューズのような若い選手を、どんどんメインにもってくるべきだ。
オーストラリアのマッシューズはなんと20歳で、八戦全勝の注目すべき選手である。どんな選手なのかじっくり観させてもらう
対するヴィックという選手は派手な技を出すわりによくパンチをもらい、判定で勝っているとおもうと最終ラウンドは露骨に逃げまわるような選手、という印象であった。私はあまり好印象をもっていない。
地元で奮起するであろうマッシューズが勝つのではないか。
マシュー予想。
Featherweight Hatsu Hioki vs. Dan Hooker
実力があるのになかなかUFCとは相性の悪い日沖選手であるが、今回の相手フッカーも実力的には格下であろう。すでに31歳中堅どころである日沖にとって絶対に落とせない試合である。
ただしニュージーランド人のフッカーは25歳と若く、オーストラリア興行は地元のようなものであり、奮起して試合に臨むであろうし、好試合になるのではないか。
日沖が順当に勝つのではないかと思う。逆にこの試合を落としてしまうようだと今後日沖選手がUFCで試合することは無いだろう。
日沖による判定勝ち予想。
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