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2015年6月9日火曜日

UFC 188: Velasquez vs. Werdum 予想

Heavyweight Cain Velasquez vs. Fabrício Werdum
 ミノタウロを瞬殺し、レスナーに泣き声をあげさせ、ドスサントスを二度にわたってグロッキーにさせた男が、ようやくオクタゴンに帰ってくる。コンパクトに真っ直ぐ伸びる右ストレートには体重がのっておりその威力は総合格闘一と言われている。全米トップクラスだったレスリング能力もヘビー級において卓越しているケイン・ヴェラスケスの登場である。対戦相手はいわゆる大物食いと呼ばれる曲者ウェルドム。
 
 過去の対戦を思いかえせば、問題なくヴェラスケスの方がつよいだろう。レスナー健在のヘビー級全盛期の頃からドスサントスとヴェラスケスのつよさは抜きんでていたし、その両者は三度にわたって対戦し、二戦目、三戦目でヴェラスケスが完全に圧倒し、ドスサントスを壊してしまった。
 一方のウェルドムといえば、ドスサントスの出会いがしらのアッパーで沈んでおり、Strikeforce 時代にオフレイムのようなハートの弱い選手と全く冴えないつまらぬ試合をしての判定負け。終盤に逃げまわって僅差の判定勝ちを得て大喜びしていた試合もあったことから、あまり私の好きな選手ではない。

 ウェルドムが勝てるとしたら、何か意表をついた一撃なり絞め技なりで一発逆転できたときだろう。こないだのブラウン戦でみせたようなアウトボクシングをしてもヴェラスケスには通用しないであろうし、組んでもベラスケスに相撲で勝てるとは思えない。また、スタミナを比較したら、両者にはかなりの開きがあり、回を追うごとにウェルドムは下降してゆくのではないか。
 ウェルドムによる逆転劇があるのではないか、と PRIDE 時代からのファンの方々は思われているかもしれないが、公平に採点を振り分けていけばヴェラスケスが明らかに実力が上だろうと私はおもう。

 どちらが勝つにせよ判定で終わることはなく、私はヴェラスケスが早い回にてノックアウトと予想したい。


Lightweight Gilbert Melendez vs. Eddie Alvarez
 強いハートでぶつかり合いにめっぽうつよいアルヴァレスだが、メレンデズもレスリングの専門家であり強打をもっている。これはいい試合になるのではないか。
 
 判定でメレンデズ予想。
 

Middleweight Kelvin Gastelum vs. Nate Marquardt
 ウェルター級ではウェイトが苦しいガステラムが前回は減量に失敗して初の敗北を喫した。いつまでも前へ出続けるつよいカーディオとレスリング力で、このところ明らかに下降線上にあるマーコートを圧倒するだろうとおもう。

 ノックアウトでガステラム予想。
 

Flyweight Chico Camus vs. Henry Cejudo
 フライ級王者マイティマウスにとってもっとも危険な男がこのセフードではなかろうか。
 レスリング北京五輪金メダリストであるだけにレスリングは無敵であり、歴戦を勝ち抜いたアスリートだけに勝ち気も根性も尋常ではない。パンチを出せば真っ直ぐ相手の中心線にむかって連打が飛んでゆく。
 前回、相手を圧倒したにもかかわらず本人にとっては不本意な内容だったらしい。この試合で満足のいく結果を出すだろう。

 ノックアウトでセフード予想。



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